ページの本文へ

Hitachi

インタビュー ①

資格の数は
成長の証

施工技能者(新設)
施設本部 施設首都圏支店 第一施設部
去渡(さわたり) 信吾

※インタビューは2023年12月実施

自分の仕事は誰もが利用するエレベーターの設置

新設エレベーターの据付工事を担当しています。文字通り、新しくビルが建つ際にエレベーターを一から設置していく作業です。私は、工業系の学校出身ではなく、経験もありませんでしたが、大学の先輩からこの仕事の話を聞き、エレベーターに魅力を感じたのが入社のきっかけです。実際に入社すると、新入社員はまず訓練所で約4カ月間びっしり研修を受けることになります。その後も一年次・二年次教育などがあり技術を身につけました。

夏は暑く、冬は寒い、プロフェッショナルが集まる現場

いざ現場に入ると想像以上に大変な環境でした。冬は寒くて手がかじかんで動かない、でもそれ以上に厳しいのは夏です。乗り場の入口を取り付けるとエレベーターの中が密封状態に近く風も入らないため、もうサウナ状態で3・4回の着替えが必要です。据付工事には資格が必要な作業があるので、玉掛けや溶接、足場などの資格を取りました。さらに資格を多くとり、自分の成長につなげていきたいです。資格の数は成長の証です。

私の誇り東京ミッドタウン八重洲

現場に出てしばらくした後、東京ミッドタウン八重洲という大きな商業施設を担当させていただきました。そこでは作業する人の多さや敷地の広さなど、すべてのスケールが想像以上に大きく、最初は圧倒され戸惑いもありました。それでも上司や先輩に助けてもらい、約1カ月間の作業工期を無事に終えることができました。何もないゼロの状態から現場に入り、徐々に作り上げていきエレベーターが動いたときのやりがい、達成感はとても大きかったです。多くの人が利用するエレベーターの仕事に携わることで、社会に貢献していると実感できるのもやりがいにつながっています。

サッカーは自分のバイブル

小学生からサッカーをはじめて、大学では駒沢大学のサッカー部に所属していました。そのサッカーを続けたく、会社のサッカー部に所属しています。日立ビルシステムサッカー部は関東リーグに所属しており、相手には元プロの選手もいて、とてもレベルの高い環境です。仕事とサッカーをどちらも全力で取り組むことで、どちらにもいいパフォーマンスを発揮できていると思います。

真のプロフェッショナル集団

この仕事は、正直キツいこともたくさんあります。でも、それ以上の達成感、やりがいが得られます。自分の仕事に誇りを持って挑戦できる会社です。
ぜひ一緒に真のプロフェッショナルになりましょう!

インタビュー ②

エレベーター
リニューアルとは

施工技能者(リニューアル)
施設本部 施設首都圏支店 第二施設部
飯倉 正裕

※インタビューは2023年12月実施

エレベーターをリニューアル

私は、エレベーターのリニューアルを担当しています。リニューアル工事はエレベーター内のデザイン変更や、据え付けられている古いエレベーターを撤去し、新たに取り付ける作業まで幅広くあります。
リニューアル工事で意識しなければいけないことは、作業時間です。エレベーターを止めて作業することになるため、作業時間の制限や、音の出る作業に対する細かな時間制限などの条件があります。また、休憩場所や荷物置き場が確保できない現場もあります。それらの制約のなかで図面を確認し、スケジュール調整やトイレなど周辺の情報収集を徹底し、事前にシミュレーションすることがスムーズな作業のカギとなります。

大型エレベーターのリニューアル工事に悪戦苦闘

戸田モーターボート競走場には乗用エレベーターとして一番大きなサイズが2台設置されており、私がリニューアル工事を担当しました。今まではマンションなど標準サイズの工事しか経験がなく、巻上機の交換についてもリリースされたばかりの新型であったため、分からないことだらけの状態での着工となりました。また、こちらの施設には、連日多くのお客さまが来場されてエレベーターを利用されます。そのため、限られた作業時間の中で、経験したことのない大型エレベーターのリニューアル工事には、悪戦苦闘の毎日でした。それでも、利用者の皆さまへご不便をかけることなく、約1カ月の工期内で無事に作業を完了させることができました。これは私にとってかけがえのない経験であり、今までにない達成感を味わうことができました。

家族が自分の力となる

埼玉県八潮市の出身で三郷工業技術高等学校を卒業しました。入社2年目で結婚し子どもが生まれたので、その当時は公私ともに大変でしたが、逆にそれが自分への活力になったことは間違いありません。まだ子どもも小さいため、夜勤は正直辛いですが、その分給料に反映されるので夢が持てます。これからも家族を守るために仕事をがんばっていきます。

技術も仲間の絆もブレない

このリニューアルという仕事は、積極性がある人、コミュニケーションを取ることが好きな人に向いていると思います。またコツコツと整理整頓ができる人は、配線もきれいにできる人が多いです。先輩・後輩がともに助け合う最高のチームワークが誇りなので、ぜひ実際にその団結力や絆を感じて、一緒に達成感を味わいましょう!

インタビュー ③

アパレル業界
からの転身

ビルフィールドエンジニア
(消防設備や給排水設備等の点検)

ソリューション本部 首都圏設備保全部
有村 将

※インタビューは2023年12月実施

新しい舞台への挑戦

私は経験者採用で入社し、消防設備や給排水設備の点検作業をメインに担当しています。前職がアパレル業界だったため、作業内容はもちろん、道具の使い方も分からない、まさにゼロからのスタートでした。先輩と一緒に現場を回り、指導を受けつつ作業をするなかで、日々少しずつ自分にできることを増やし、前進することに集中しています。ただ作業をするだけでなく、何のためにこれが必要なのか、それによりどんな効果が得られるかを先輩の教えから知ることで、仕事に対する姿勢も変わってきます。

ダイレクトに安全・安心を届けられる喜び

消防設備である避難器具や火災報知器の点検は、駅・ショッピングモールなど多くの方が利用する場所や、マンションに住まれている方のお宅にうかがい作業を行います。マンションでは住民の方に直接点検結果を報告していますので、「安全・安心」をダイレクトにお伝えすることで、お客さまの安心した表情がみえたり、コミュニケーションが生まれたりすることは大変うれしく、それが仕事のやりがいにもつながっています。

電車の中でも無駄なく勉強

遠い現場だと片道2時間の移動もあります。移動時間が長くなることは正直辛いですが、電車での移動時間を利用して資格取得のための勉強をすれば、その時間を無駄なく使え逆にチャンスになります。今は、この仕事をする上で基本中の基本となる消防設備士の資格を取るために日々努力しています。この資格を取得すると、現在の補助員から作業責任者になれるので、独り立ちのスタートラインに立てます。その後もスペシャリストになるべく挑戦、スキルアップをめざします。

人びとの暮らしを陰ながら守る

消防設備点検は、駅やマンション・オフィス・商業施設と誰もが生活をする上で欠かせない場所が現場となります。火災が起こらないと気付かれることがない設備ですが(もちろん火災が発生しないに越したことはありません)皆さんの暮らし、命を守る仕事です。陰ながら支えている仕事にプロ意識と誇りが持てます。若い方が活躍できる職場であり、すぐに溶け込める雰囲気なので一緒に縁の下の力持ちになりませんか。

インタビュー ④

防犯カメラで
社会を守る

ビルフィールドエンジニア
(防犯カメラ・入退室管理システム)

ソリューション本部 首都圏ICT部
今井 清隆

※インタビューは2023年12月実施

自分が中心となる

私の部署は、防犯カメラの取り付けを実施しています。入社当初は現場で作業の安全指示を行う施工管理業務を担当していました。その後異動となり、現在は本社で現場作業員の段取り、日程調整や書類の作成をメインに行っています。お客さまをはじめ、社内の見積り担当者、現場の作業員それぞれの意見を聞き入れて、よりスムーズで効率的な作業を行うための段取りを心掛けています。時に板挟みとなり悩むこともありますが、それを決してマイナスに考えず自分が中心にいると前向きに捉え、今後の長いキャリアを築いていきます。

現場を経験したからの強み

現場経験を通して一通りのビル設備や作業手順などの、ビルフィールドエンジニアとしての基本を理解できたことは、今の仕事をする上でとても助かっています。現場によっては、システム製品の構成が複雑なこともあります。そのような難しい現場を工期内に納めるためには、お客さまとの綿密な打ち合わせや確認はもちろんのこと、特に新製品においては、まず自分自身がその仕様を十分に理解し、その上で作業員に指示を出しています。現場の環境や状況は、実際に経験しないとすべてを把握することは難しいですし、細かい作業の流れや苦労までを理解することはできなかったと思います。この経歴を自分の強みとし、今後の仕事にも生かしていきます。そして、自分の知識を広げるため、現在取得している資格(石綿含有建材調査者、電気工事士、作業主任者)以外にも、さらに増やすべく挑戦を続けていきます。

防犯カメラの使命

今の時代、防犯カメラはどこにでも付いていて動いているのが当たり前です。有事の際に、防犯カメラが動いていませんでしたでは許されません。この当たり前を守ることが私たちの使命であり、それが社会の「安全・安心」につながっているという意識をつねに持ち、仕事に向き合っています。

ワンランク上の生活を実現

会社の制度や福利厚生が充実しています。特に住宅支援制度は大きく、本来なら予算が厳しいところにも住むことができ、大変満足で本当にありがたいです。まだ子どもが小さく、共働きということで大変なことも多々ありますが、「家族のため、しっかり有給休暇はとれよ!」など、さりげない上司の言葉は本当に温かく救われます。理解のある上司をはじめフランクな先輩方が、一緒に働く皆さんを温かく迎えてくれる自慢の会社です。